2012年12月30日

今年の締めくくり・・・

blog121230a

報告が遅くなってしまったけど……

「Graphic Grand Prix by Yamaha」で優秀賞をいただきました。
テーマは「存在。」、募集内容はグラフィック、提出形態はデジタルデータ。

テーマ「存在。」……この二年間私がずっと抱えていた問題でした。
そしてこれからもずっと抱えていく問題です。

母の入院中に応募し、その八日後に母を看取り、そして12月14日に最終審査と表彰式のため東京に行ってきました。

実は、私は自分の作品が最後まで残るとは全く思ってなくて、第一次審査、第二次審査に残っていくと同時に「どうしてこんなものを出してしまったんだろう」と少し後悔していました。
でも、東京から戻ってきた後、FBで繋がっていただいてるYAMAHAのデザイナーさんから
「早川さんの作品は審査員の心を捉え最終選考まで残りました。その裏には1578の涙があります。その方々のためにも、受賞したことに堂々と誇りを持って下さい」
というメッセージをいただきました。
ホントにそうだなって思いました。

(以下、敬称略)

グランプリ  「触覚の視覚化」楠 陽子
日比野克彦賞 「フランジ」  森 未央子
オーディエンス賞 
 「9,332km遠くの人 15.09.2012〜15.08.2012""」
               松田 雅史

優秀賞 「宙虫採集(ソラムシサイシュ)」森 貞人
    「人生スコープー新たな旅立ちー」池田 愛
    「barcodes08.2011-09.2012
」小柳 佑介
    「二年間の葛藤」早川 久美子

グランプリ、日比野克彦賞、オーディエンス賞に選ばれた方々は、みんな20代の「これから」という若い人ばかり。
そして、オーディエンス賞の子は留学しているドイツからの出席でした。

プロデューサー&審査委員長の日比野克彦さん、両YAMAHAのデザイナーさん、そして受賞者の人たちといろんなお話ができた事は、とてもいい刺激になったし、ここに残った事によって、「これからも落描きをしていっていいんだ」という自信にも少しだけつながった気がします。
ステージに立ったり、スピーチしたりというイベント形式の審査会&表彰式は私には合わなかったけど、この日の人との新しい出会いは、これから私が生きていく上でとても重要だった気がしています。
そういう意味で、12月14日はこれからの私にとって必要な1日だったんだと思いました。





some_kumi at 10:28│Comments(0)TrackBack(0) 日々の事 

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